米を主食とした食事に徐々にシフトしていますが、花粉症の症状が改善しつつあります。花粉飛散量の違いなのかもしれませんが、晴れた日でも目の痒みはほとんどなくなり、くしゃみも日に数回出る程度になりました。アレルギー症状が落ち着いて来たのもさることながら、腸の調子が整えば、幸福感というのは自ずと湧き上がってくるものなんだと実感しています。
業務スーパーにも米製品があります
業務スーパーに行くと、どうしてもヨーロッパ輸入のおいしそうなスイーツなどに目が行ってしまうのですが、お米を始め、フォーやビーフンなど米製品もちゃんと取り扱われています。
このパッケージ(いいね!した布袋様でしょうか)に惹かれ、思わず手を伸ばしてしまいました。裏の製品説明やレシピも日本語で標記されているので日本輸出用にパッケージされているのでしょうが、外観はまさに台湾で売られていそうなそれ。税抜き218円で、業務スーパーにしては高い方に入るかもしれませんが、約4〜6人前ぐらい入っているのでコスパはいいと思います。
これで焼きビーフンを作ります。お肉は大豆ミートを使いました。80℃ぐらいのお湯に5分漬けるだけで使えるので便利です。詳しいレシピは台湾焼きビーフンを作ってみたをご参照ください。
ちょっとフライドオニオンが焦げてしまいましたが、キャベツ多めのあっさりビーフンのできあがりです(キャベツ以外の具が見えませんね…)。
業務スーパーのビーフンはちょっと太めですが、おいしくいただけました。麺がどうしても食べたくなったときに、ビーフンは「焼き」も「汁」もいけるので、かなり助かります。業務スーパーの商品では、今度は変わったところでチャプチェなんかも試してみたいです。
お手本は江戸時代
江戸時代の人はとても体が強かったそうですね。飛脚も少量の乾飯(お米を乾燥させたもの)で1日に100キロ以上走るほどだったそうです。当時は肉や魚もほとんど食べる機会はなくても、必要な栄養はしっかりと取れていたんでしょうね。
江戸時代の庶民は雑穀にお味噌汁にお漬物といった食事が普通だったと知り、オーガニックスーパーで混ぜて炊くだけの雑穀を買ってみました。生産者のお名前も書いてあって、なんだか信頼感が持てます。
白飯だけだとやはりGI値も気になるし、少しでも食物繊維やミネラルを取り入れたいと思うのですが、食べにくかったらどうしようと、最初はお米2合に大さじ1だけ入れてみました。
炊き上がりにはジャーから香ばしい香りが立ち上りました。もし雑穀がおいしくなかったら、カレーのスパイスでごまかせるかと思って、この日のメニューはカレーにしました。
彩穀ミックスと名前が付けてあるだけあって、黒米の紫っぽさやきびの黄色がきれいです。炒り黒豆なんかも入っていて、香ばしさが白米にうつっていて美味。次回はもっとたくさん入れようと思いました。
こちらにも「オーサワの国内産大豆ミート」を使いました。私はベジタリアンではないですが、大豆ミートというのは解凍する必要もないし、使いたいときに使いたい分だけお湯で戻せばいいので本当に楽です。
幸せは細胞から
土井善晴先生の『一汁一菜でよいという提案』を読み進めています。
野菜についてのある一段でハッとすることがありました。
地元のものをお使い下さい。収穫量の少ない地元の野菜は、効率が悪い、かたちが揃いにくいという理由から流通に乗らず、大きな市場には出回りません。遠くまで運ばれることなく、その土地の朝市や小売店、軽トラで運ばれてくるような小さなマーケットに並びます。鮮度が良くて、比較的農薬も少なく、健康価値が高い。だから味も良いのです。地産地消を心掛けるだけでも、暮らしは変化します。そこには楽しみをともないます。
『一汁一菜で良いという提案』土井善晴著
ここに引っ越してきてまもなく1年。すぐ近所に小さな八百屋さんがあるのは知っていましたが、野菜はいつもスーパーで購入し、一度も利用したことはありませんでした。
今問題になっている食品ロスを解消して行くためにも、自分ができることって地元のものを買うってことじゃないのかとピンときました。消費者が求めるから、薄利多売のシステムが成立して、こんなにも優勢になっている。普段は薄利多売の恩恵に与ってますが、日々の食事の買い物という小さい点から行動を変えてみてもいいかもしれないと思いました。
八百屋さんに初めて行ってみました。青空の下に台が出してあって、野菜が並べてあり気持ちがいいです。大きな大根と里芋が目につき、これを味噌汁にしたらおいしいだろうなと購入しました。大根一本78円、里芋一袋170円。合わせても248円。安い!
早速里芋、大根の葉っぱに厚揚げを加えて具沢山味噌汁を作ってみました。具にそれぞれ食感の違いがあり、量があるので食べ応えがあって、ご飯は少なめでも十分満足できます。
やはりお味噌汁を飲むと「オイシイ!!」という脳の喜びではなくて、「は〜」っと安堵のため息が出ます。お味噌が体に染み渡るようで、細胞から喜んでいる感じがします。
腸に負担が少ないので、最近体が軽くなってきた気がします。天気のいい日には外を歩いてみようという気持ちが出て来て、桜が咲いていたり鴨がつがいで交互に潜って餌を啄んでいるのを見たりするだけで幸せを感じます。なので、例えば暴飲暴食とか動画をダラダラと見るといったような強い刺激から幸福感を得るといった行動からは離れられそうです。
そう言えば、糖分ばかりの食事では体が怠くなるので、和朝食にしたいということを去年の9月に書いていました。
頭でこうしたいと考えるばかりで、実際行動に移すまでに半年もかかってしまいましたが、病気をしたことも含めて体のことを見直すきっかけにもなったし、物事は全てベストなタイミングで起きるのだろうと感じています。
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