バレエが下手すぎた

バレエ

自分のヴァリエーション練習の様子を動画で撮影してみて、自分の予想を遥かに超えた下手さにびっくりしてしまいました。いつも教室で鏡に写る姿には自分の理想が入っているのかもしれないし、レッスン中は鏡を見ている余裕もないのかもしれません。そして自分が踊ってみて改めてわかるプロの凄さ。気長に鍛錬を積もうと前向きに考えました。

下手すぎ=伸びしろがあると思おう

先日書いた内容にもあるように、自分の成長と改善点を知るために自分の踊る姿を録画しておくのはいいかもしれないと思い、久しぶりにスタジオを借りての自主練をしてみました。

バレエ歴3年で思うこと

以前はレッスンで習った内容をなんとなく復習するだけで、できないことは避けていましたが、今回はヴァリエーションという決まった題材があるので、できる・できないが顕著です。まず、トウシューズで踊れないのでバレエシューズでの挑戦です。

動画を見てみて、びっくりしました。想像していたよりもずっとずっと下手で正直ショックでした。体が全然引き上げられていないし、5番にきちんと閉じていないし、ルルヴェが低い、軸がどっか行ってる。そのためピルエットなんて完全に余裕を失っている(笑)。ダメ出しがいくらでも出てきます。

年単位でバレエやってるのにこの程度か…と落ち込みましたが、それでも3年前の今頃はバレエ教室に行ってみるかどうかでさえ悩んでいたし、その頃はヴァリエーションを踊っている自分など微塵も想像できなかったのですから、そこから考えれば自分の中ではものすごい進歩だと言えます。

ツッコミどころがたくさんあるのは、改善点のある証拠。3年でここまで来れたのだからと考え、焦らずにこれからも気楽に、変化を楽しむような気持ちで地道に鍛錬を積もうと思いました。

上手だからこそ生まれる面白さ

自分がヴァリエーションを習うようになって、ますますコンクールやプロの演技を楽しめるようになりました。特に男性だけのバレエ団、トロカデロ・デ・モンテカルロは秀逸です。20年前ぐらい昔は福岡でも公演があり、そのコマーシャルがテレビでも放映されていていつかは見に行きたいと思っていましたが、ここ何年かは福岡には来ていないようです。

トロカデロの動画は全て面白いのですが、知っている演目はこんな表現の仕方があるのかとなおさら面白く感じます。

上の私のパキータの第4ヴァリエーションを背の高い男性ダンサーが踊っていますので、ぜひ1:31:30頃から見てみてください。手足の長さもさることながら、同じ踊りとは思えない軽やかさ。技術はもちろんなのですが、最初出てくるところから最後まで表情がとにかくいい。

ちゃんと体の伸びがあって、しなやかさがあって生まれる余裕と面白さ。チャーミングな笑顔や、ステージに滑り込んできたりするコミカルさが映えるのも、踊りの上手さがあってのことなのですよね。

男性だからトウシューズが履けないし、女性だからジャンプが飛べないということもないでしょうが、性別を超えた身のこなしの美しさが出ている気がします。

私も地道にしなやかさを身につけていって、いつかビフォーアフターのアフター動画を投稿できるといいなと思います。

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