オートミールがおいしすぎる件

健康

オートミールをお粥では食べられないと思っていたところ、動画でお米や小麦粉のように使えることを知り、それらを参考にいろいろ作ってみました。「お好み焼き」、「チーズドリア」、「チヂミ」、「クッキー」はおいしくできたのですが、決定的な失敗作が「蒸しパン」。人生において、大きい決断や買い物で失敗するのは嫌ですが、料理というのは手軽に失敗、試行錯誤、成功の喜びが味わえていいなと、人生なんて大きな話しにまでも発展してしまいました。

感動的なおいしさ「お好み焼き」

オートミールで最初に作ったのは「お好み焼き」でした。

カップ1/3のオートミールに対し、2倍水を入れて、レンジで1分加熱します。

Quick Cookingというのを使っていることもあり、すぐふやけました。

これに玉子、キャベツ、豚肉、山芋の粉、出汁を加えます。

材料をよく混ぜて、あとは焼くだけです。

なんと簡単なのでしょうか!裏返す時にちょっと崩れやすいので、小さめに作るといいかもしれません。

食べてみるとびっくり。フワトロで感動しました。焼き立てであれば、外はカリっとした食感も楽しめると思います。私は小麦粉のお好み焼きよりもオートミールの方が好きです。味は最高な上、腹持ちもいいし食物繊維もいっぱい取れるので大満足の一品でした。

参考にしたのはこちらのこてぃんさんの動画

簡単ホワイトソース「チーズドリア」

こてぃんさんの動画にドリアもあったので、自分でアレンジして作ってみることにしました。

材料はこちら。オートミール、玉ねぎ、鶏肉、しめじ、冷凍ほうれん草です。

上の材料をバターで炒めます。(私はハーブとアンチョビなどが入ったバターを使用しました)

牛乳を入れて…

オートミールを加えます。

オートミールが煮えると粘りが出てくるので、すぐホワイトソースに早変わり。それをグラタン皿に入れてチーズを載せて焼くだけです。

こちらも美味。お米のようなどっしり感はないので食べやすいのですが、私はバターを入れすぎたのか、食べていたら途中で飽きてしまい、1/4程残してしまいました。バターを少なめにすると減量にもなっていいですね。

フライパンに材料を入れていくだけでできるのでとても簡単です。

ザクザク感が止まらない「シナモン香るクッキー」

オートミールをふやかさずにそのまま食べてみようと、クッキーを作ることにしました。

必要な材料を混ぜて、2つのスプーンで掬って天板に乗せて延ばすだけ。マスコバド糖という黒糖を使用したので、焼く前から生地が黒いですね。

焼き上がりはこちら。ちょっと焦げたのもあって、ますます黒くなってしまいました。

でも食べてみると、香ばしく、ザクザクした歯応えもあっておいしい。「味見してみる?」と母にお裾分けしたのですが、「売ってるのみたいにおいしい」と大変気に入ってくれました。またナッツなども混ぜたらおいしいと思います。手軽に自分でおやつが作れるので嬉しいし、どのぐらい砂糖やバターを使っているかがわかって健康的だなと思いました。

参考にしたのはこちらのレシピ→シナモン香るオートミールクッキーのレシピ

数射ちゃ失敗もあるさ「蒸しパン」

こてぃんさんの動画で一番人気は蒸しパンだそうで、朝から作りたての蒸しパンを食べられたら幸せだと思い、作ってみることにしました。

オートミールに牛乳を入れ、10分間放置してふやかします。それに砂糖、玉子、ベーキングパウダーを入れます。うちにはベーキングパウダーがなかったので、同量の重曹で代用しました。これが失敗の元でした。

上の材料をよく混ぜ、レンジにかけます。レンジから異様な苦い匂いがしてきました。3分経って見てみると、まだ上半分が生のようだったので、もう3分加熱しました。これも失敗に追い討ちをかけました。

できたのが、これ。うぅ…見るからに…まずそう…。

変な匂いがするのですが、とりあえず切って食卓に並べてみました。断面もやばい感じ。

一口口に入れると…とても食べられる代物ではありませんでした。砂糖を入れたにもかかわらず、甘さは皆無。ただの臭くて苦いブヨブヨとした塊。あまり食べ物を捨てたりしな私ですが、これはやむなくゴミ箱行きとなりました。

ここまでまずいものが作れるのかと正直驚き、オートミールは「焼く」工程が入ってるものに限るなと思いました。

あとで調べてわかったのですが、ベーキングパウダーと重曹は量を調節しないといけないし、ベーキングパウダーは主に洋菓子、重曹は煎餅などの和菓子といったように用途も違うようです。ならば、ちゃんとレシピどおりに作るか、重曹の量を調節すれば上手くいくのでは?これは改良の余地ありかもしれません。

どんどん失敗しよう

料理をしていて、自分は失敗をとても怖がっていることに気づきました。(何を以って失敗とするかはその人の定義によりますが)失敗をすると、気分がとても落ち込むし、それに注ぎ込んだ時間や金銭(料理は微々たるものですが)を考えて、損した気持ちになります。

思えば、台湾の会社を辞めると決めた頃は、なんとしてでも食いぶちを探さないとと思い、焦ってヨガ、民俗療法、足裏マッサージなど勉強しました。去年は(ワクワクもありましたが)中国語を忘れたらどうしようという思いで通訳のバイトもしました。

でも、現在ではそれらを仕事にしていないどころか、実践さえしていません。勉強して無駄だとは思いませんが、ある種の「失敗」だったと言えるかもしれません。

これも昔の話しですが、人生失敗するのが嫌で、お付き合いする人はその人のスペックばかりを見ていたし、それを高めるように口うるさく言ったこともありました。最近は、人間関係もめんどくさくなることが嫌で、最初から人と知り合う機会を自ら狭めている気もします。

バレエもそうで、惨めな気持ちになるのが嫌で簡単なクラスに参加したり、回転ができないのでそもそも練習しなかったり(笑)。

失敗を恐れている例を挙げればきりがないのですが、「やってみたい」という気持ちがあれば、「怖がっている」という自分も認めてあげて、「失敗してもいいから」とできれば挑戦させてあげたいですね。

人生いつまであるかわからないので。

蒸しパンの失敗から人生の問題まで考えてしまいました。小さい事象からいろいろ思考する。頭でっかち感もあるけれど、それも大人になっていいことの一つかもしれません。

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