洗濯、掃除、入浴にと毎日大活躍のEM活性液ですが、購買ペースがその消費に追いつかず、お店に行っても品切れなので、自分で作ってみることにしました。菌を育てると聞くと難しい気がしていたのですが、驚くほど簡単でした。そして変化してくる程に愛着が湧いてきました。
用意するものと作り方
私がEM活性液を自分で作るのに躊躇していた理由はただ一つ。EMの原液(EM・1)は一度開封したら全て活性液にしなければいけないと思い込んでいたから。以前「ゆいまある」でいただいた冊子(はじめてみようEM生活)の中には、1本(500ml)で500mlのペットボトルが20本作れると書いてあり、一人でそんなに到底使いきれない!と思っていました。
よくよく読んでみると必要な分だけその都度作ればいいそう。思い込みって人の行動を妨げますね。
お店に行って、念のため原液は必要な分その都度活性液にすればよいかと聞いてみると、親切にもより簡単で経済的なレシピを教えていただくことができました。自分の覚え書き用にもここに記しておきたいと思います。
用意するもの | 分量(出来上がり2リットル) |
EM・1 | 60ml |
糖蜜 | 60ml |
天然塩 | 小さじ1 |
ペットボトル | 2リットル(1リットル×2本) |
水(浄水) | 1800ml |
ろうと | |
計量カップ |
この作り方だと計量カップで計りながら作れるので、ボウルが要らないそうです。
まず、糖蜜60mlにEM・1を60ml測って入れます。
そこに小さじ1杯の天然塩(EMのお塩だとなおよしとのこと)を入れ、80mlの水を加えて混ぜます。水は浄水したものであればよく、もし浄水器がなければ1日置いてカルキ抜きをしたほうがいいそうです。また冊子にはぬるま湯を使うと書いてありますが、お店の方によると常温の水でいいそう。
これをペットボトルに半分ずつ入れて、残りのお水1800ml分を入れます。もちろん2リットルの普通のペットボトルでも構いませんが、私の場合はガス抜きを忘れてもいいように、強そうな炭酸水用のボトルを使用しました。
ちょっと水の量が違ってしまいましたが、蓋を閉めて軽く振って混ぜたら完成です。とても簡単。作った時点では糖蜜の香りが強く、わらび餅が食べたくなるような和菓子のにおいがしました(笑)。
作ったら暖かいところに置いて待つだけ
後は窓辺やベランダなど暖かいところに置くだけで、炭酸ガスが発生してきて容器がパンパンになったら時々ガス抜きをすればいいそうです。糠漬けでも発酵には数日必要ですが、早く育たないかな〜と1日に何回もペットボトルを触って暖かくなっているか確かめてしまいます。
菌の成長には38度ぐらいがベストと書いてありましたが、ちょうど作成日ぐらいから寒くなってきました。冊子のおすすめのとおり、お風呂に浸かった後残り湯に入れてみました。
昼間は窓辺に置く、夜は残り湯に浮かせて置くを繰り返し、4日経ったのがこちら。上の写真を撮った時と大体同じ時間帯に撮りましたが、明らかに茶色く濁ってきています。
振っていないのに炭酸ガスが出て、表面に泡が溜まってきました。菌が生きている証拠ですね。
においも甘酸っぱさが強くなってきて、お店で購入した活性液に近づいて来ている気がします。作成自体は混ぜるだけでしたが、温度に注意を払ったりしながら菌の成長を感じることができて、愛着が湧いて来ました。もうすぐ初の手作り活性液が使えそうでワクワクしています。
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