お友達とその息子君(小学4年生)と天橋立に行ってきました。そこである小さな出来事があり、自分の観念が偏っていることに気付き、雷に打たれたようなショックを受けました。自分はどのような考え方も「そういう考え方もあるな」と受け入れる人間になりたい。やはり歳の離れた、価値観の異なる友を持つと発見があってありがたいなと感じました。
天橋立ワイナリーはいいところだよというただの紹介
「会いたい人には会いに行く」というのを自分のモットーにしていますが、以前から会いに行くね〜!と言ってはいたものの、そのお友達は関西だし、自分はお金がないしで何ヶ月も行く行く詐欺になっていたところ、先月やっと行けました。
彼女が運転して、彼女の息子君(小学4年生)と天橋立に連れて行ってくれました。
お昼は彼女オススメのこちらビュッフェでいただくことに。ワイナリーにあるビュッフェです!ワイナリーだから洋風?と思ったら、田楽や卯の花など京都らしいおかずも並んでいて、地産地消にこだわった美味しそうなもの達ばかりでした。私はこれを見ただけでテンションが上がりましたよ〜!
一つ一つがとてもおいしく、苦しくなるまで食べてしまいました(ビュッフェだしね)。お腹も満たされたところで、やっとテラスに出てみました。
奥に天橋立の橋部分の緑と穏やかな入江が見えます。すぐ隣にはワインを仕込むんだろうかというような半円形部分が突き出た建物がありました。その向こうには葡萄畑が広がっています。季節は冬なので、葉っぱも実もありませんでしたが、収穫の時にはとてもきれいだろうなと思いました。
横のワインの貯蔵庫も見学できました。日本じゃない何処かへ来たような感じですね。
九州まで持って帰るにはガラス瓶が重く感じてしまって買いませんでしたが、日本産ワインなのにお値打ちだったので、すぐ楽しむならぜひ買って帰りたいところでした。
今回行ったワイナリー&レストランはこちら→天橋立ワイン
友達の息子君の演奏で自分の脳の変換に気づく
ご飯も食べ終わって、1階の道の駅のような農産品を売ってあるところに降りて来た時の話しです。
パン屋さん部分に私たちがさっき食して大絶賛だった唐揚げやひじきご飯が置いてありました。お店に出すように特別に作ったみたいですが、横にプラスチックケースも置いてあって、詰め放題で1つ200円(だったかな?)でした。
私達は夜ご飯のおかずにしよう!と言って、目の色を変えて唐揚げとひじきご飯を詰めだしました。そこに入り口にピアノが置いてあるのに気づいた息子君がやって来て、お母さん(つまり友達)に「ピアノ弾いてもいい?」と聞きました。
彼女は「お店の人に聞いてみて、いいって言われたらいいよ」と答えました。
息子君はそれを聞いて何処かへ消えて行きました。
次の瞬間、髭男の「宿命」の軽やかなイントロがお店に響き渡ったのでした。
私はその時「えーー!!まさか弾いてる!!!」とものすごく驚いていました。
なぜだと思いますか?
私はお母さんの「お店の人に聞いてみて」=「ダメだよ」に聞こえていたんですね!
息子君に聞くと、「弾いていいですかって聞いたら、いいよって言われたから」とあっさりと答えていました。そして、「入って来た人に“髭男だ。すげー”って言われた」と、嬉しそうに語っていました。
後で考えてみると、きっと小さい頃に何かおねだりをして親に「聞いてみて」と言われたことが無理だったことがあって、「聞いてみて」=「ダメ」という観念が染み付いているんだなと思いました。
だから、私は今でも「誰々に聞いてみたら?」なんて言われると、どうにかして聞かないでできないかとか右往左往してみたり、この方法はダメなんじゃないかとか落ち込んだりするクセがあることもわかりました。
ここは本当に素直に「お店の人に聞いてみて」はお店の人に聞くという行動に変換しなければなりませんね。
人って発した言葉でもそれを字面のまま受け取っているわけではないんですね。特に大人は過去にいろんな悲しい経験や失敗があるので、偏っているでしょうね。
滞在中には彼がハマっているという「鬼滅の刃」の話を聞いたり、一緒にゲームをしたり、普段はやらなかったり、触れることもない分野の話しができてとても刺激になりました。彼の素直な行動から、自分の脳の変換のクセに気付くことができたし、本当に年下の友達がいてよかったなって思う今回の旅でした。
「地球は平ら」という考え方も受け入れてみる
最近衝撃を受けたのが、「フラットアース説」なんです。最初聞いたときは、この先生頭おかしいのかな?と思ったのですが、youtubeで検索してみると、結構な数の関連動画が上がってるんですよね。
「地球は丸くない」というからには、それなりの根拠があって、なるほどという感じなんですが、その一つに「水平線は真っ直ぐ」というのがあるんですね。確かに、地平線も然り、丸いのを見たことがない。(丸いのは魚眼か広角レンズで撮影されたものらしい)
今回の天橋立の水平線の写真を何回も見直してしまいました。
これはかわらけ投げというやつです。小さい小皿みたいなのを円に向かって投げて、円を通ると願いが叶うんだそうです。写真ではちょうど通っているように見えますね。息子君は夢中になって、何個も投げたそうにしていました。
せっかく脳の自動変換グセにも気づいたことだし、柔軟にいろんな考えを「そんな考え方もあるのか」と受け入れていきたいなとフラットアース説で思いました。
まずは他人を、物をたくさん知っている or 知らない、いい学校出てる、長く生きてる、いろいろ経験してるで判断しないことが大切ですね。地球が丸かろうが、平らだろうが、自分の人生を機嫌よく生きていくにはあまり関係ないんですよね。
もう一度頭をスポンジのようにして、いろんな考え方を吸収していきたいと思います。
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