気分がクラシックでもなく、自分の曲リストでもないときは、ジャズのインターネットラジオチャンネルを聴いています。今回はそこで出会った小躍りしたくなるような曲、ジョシュア・レッドマンの「Stop This Train」をご紹介します。
歌わなくていい時代
思考のジャマにならないように、仕事中やこのブログの執筆中にはよくインターネットラジオを聴いているのですが、時々「おお〜!これ好き!!」というジャマ大歓迎の曲に出会うことがあります。そういうときはそこら辺の紙にメモしたり、パソコンの画面の写真を撮っておき、後で試聴して好きだったら購入しています(ほぼ第一印象で好きだった曲は購入しています)。
ところで、この方法で曲を購入してふと思ったのですが、インターネットがない時代はこんなに手軽に曲を買えなかったから、その意味では本当にいい時代になったなと。昔は好きな曲だけ何百円かでダウンロードして買うっていうことができなかったし、アルバムやシングルを買っても場所を取っていた。
買いたくても曲名がわからないということもありましたよね。ラジオで聞きかじった曲なんてすぐに忘れてしまうし、例え覚えていたとしても、その筋の人に「この曲探してるんですが。フーン♪フーン♪」なんて鼻歌歌わないと買えなかった。ネットなら今配信されている曲目、アーティスト名がすぐわかるので、そんな恥ずかしいことはしなくてよくなった。きっと面白い会話が飛び出す場面も勇気を振り絞る機会も減ったでしょうが、恥ずかしがり屋にとってはいい時代です。
どうでもいい話をすみません。
雨でなくて、列車か…
よく聴いているジャズのインターネットラジオはJazz24というチャンネルです。時々入る曲紹介のDJの声もかっこいい声です。英語なのでいまいち何を言っているのかもわからず、私にとってはまるで音楽のようです。上のリンクからブラウザを開いて、ON AIR NOWというバナーを開けば聴けますので、ぜひ聴いてみてください。その場がカフェになったかのような気分にもなりますよ。
先日ウキウキとするような曲と出会いました。ジョシュア・レッドマンの「Stop This Train」です。暑さも和らいで、過ごしやすくなった気候にぴったりのような気がしました。
聴いた時に、なぜかこのピアノのメロディが窓をつたう雨粒のように思えたので、この曲のタイトルを「Stop This Rain(この雨を止めて)」かと勘違いしていました。どおりでYouTubeで検索しても出てこないわけだ…。
この曲が列車であることを思い浮かべても、そのスピードは心地よく、乗客はニコニコ顔で乗っていて、悪戯のように「この列車を止めて、あの人に会いに行こう〜」なんて考えているのかもしれません。
コメント