発酵や焼き時間、泡立て器で混ぜる…などいろいろと試してみてはコツを掴めなかったアバウト米粉パン。ついに、ある材料一つを入れるだけで失敗せずに作れることに気づいてしまいました!発酵30分と焼成30分の約1時間で美味しいフワフワ米粉パンが食べられますよ!
材料はこちら
手が痛くなるほどかき混ぜたり、1時間も発酵させたりしてもうまく焼けなかったアバウト米粉パン。やはり美味しいパンを作るにはきちんとレシピ通り作らないといけないのかな…とアバウトであるところが魅力なのに、その原点を見失いそうになっていました。
ある日、戸棚に大量に余っていたサイリウムに気付き、そう言えば、ここ最近米粉パンを作っていなかったなと思い出し、消費のために入れて作ってみました。すると…あれれ、理想的な美味しい米粉パンが簡単にできてしまいました。
以下、材料と作り方をご紹介します。
17㎝パウンド型1個 | |
米粉 | 適量 |
水(常温でOK) | 適量 |
イースト | ティースプーン1杯 |
砂糖 | ティースプーン2杯 |
油(お好きなもの) | ティースプーン2杯 |
塩 | ティースプーン1/2杯 |
サイリウム | ティースプーン1杯 |
慌てて写真を撮ったのでサイリウムの袋が裏返しになってしまいましたが、表はこんな感じです。(以前米粉のカカオニブパンやフォカッチャを作るときに使用しました)
以前、形成するパンを作ったときにこの情報は知っていたはずなのに、なぜ角パンに使おうと思い至らなかったんでしょうか…。
サイリウムハスクには消化される糖質がほとんど含まれていないため(=含まれているのは、ほとんどが消化されない食物繊維だということ)、パンやピザ生地、マフィンなどにサイリウムハスクを使うと、パンと似た質感になり、生地が扱いやすくなる。
ダイエッターも注目の食材「サイリウム」とは?使い方は?
作り方はこちら
水を除いた全ての材料(米粉、砂糖、塩、油、イースト、サイリウム)をボールに入れます。ティースプーンに乗っているのは今回の主役サイリウムです。
泡立て器でポソポソになるまで混ぜます。
そこに水を少しずつ加えながら泡立て器からドロリと落ちるぐらいの柔らかさに調節していきます。柔らかさが決まったら、タネの色が均一になるように3分ぐらいよく混ぜます。
耐熱容器に霧吹きで水を吹きかけてクッキングシートを敷きます。そこにできたタネを入れ、ゴムベラで平らにします。霧吹きでタネの表面に水を吹きかけて、ラップをして発酵させます。
今回はこのぐらいの高さ。
35度で30分発酵させます。高さがほとんど変わっていませんが、ご心配なく。
ラップを取り、今度はオーブンで予熱なしの180度で30分間焼きます。できたのがこちら。フワフワに膨らみました。
型から出してもこの高さ。もうちょっと焦げ目が欲しい場合は、少し焼き時間を延ばしてもいいかもしれません。
もちもちフワフワの米粉パンの出来上がりです
材料を混ぜるのは簡単なので、70分ぐらいで焼きたての米粉パンが食べられます。熱々をちぎって食べるのが何よりの幸せ。サイリウム一つでもちもちでフワフワ、ほんのり甘い米粉パンが簡単にできてしまいます。
食べきれなかった分はラップをして冷蔵庫に入れておいて、次の日魚焼きグリルでトーストしましたが、食感は失われることはなく美味しくいただけました。アバウト米粉パンにサイリウムをティースプーン1杯入れるのはおすすめです。米粉パンを食べたくなったらぜひ試してみてくださいね。
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