一進一退のアバウト米粉パン

おいしいもの

おいしい米粉パンを買える所は本当に少ないなと感じていた時に出会ったマドモアゼル・愛さんの「アバウト米粉パン」。全て目分量で作るシュールな「自分の米粉パン」です。愛さんは30回も試行錯誤を重ねてこの作り方に辿り着いたとのことでしたが、自分は全くの序の口で一進一退を繰り返しています。

大体の材料と作り方はこんな感じです

シュールなパン作りに感動し、早速作ってみてその様子を語ったのがこちら。

超アバウト米粉パンを作ってみた(声のブログ)

上記ではレシピなどないと言っているのですが、割合としては大体下記のような感じです。

17㎝パウンド型1個
米粉適量
水(常温またはぬるま湯)適量
イーストティースプーン1杯
砂糖ティースプーン2杯
油(お好きなもの)ティースプーン2杯
ティスプーン1/2杯

下準備として耐熱容器を水で濡らし、そこにクッキングシートを敷いておきます。

米粉に少しずつ水を加え、ドロっとするぐらいに調節します。

きび砂糖、油、塩、イーストを加えて、泡立て器で混ぜます。

米粉だけでは白かったのですが、きび砂糖とイーストを加えることで生成色になりました。

ある程度かき混ぜたら、先程の型に流し込みます。

横から見ると、容器の1/3ぐらいの高さです。このまま20分間放置します。

この時はパンを焼くのが初めてで、発酵が何たるものかもわかっていませんでした。あまり膨らんではいなかったのですが、焼く間に膨らむかなと軽く考えていました。

先ほど生地を予熱なしの180℃で30分焼きます。焼いている間はパンの焼けるいいにおいがしていたのですが、焼き上がって取り出すと嵩が全く変わっていませんでした(笑)。

表面は見た目ちょっとおかきっぽくもあるのですが、きれいなきつね色に焼けました。縦に切って食べるつもりでしたが、全く高さがないので手でちぎって食べました。

味はおいしいです!食感はもちもちでポンデリングのようでした。

2回目は温度・かき混ぜ・発酵時間を改善

2回目も大体同じ分量で混ぜ合わせます。ただ1回目と違うのは、ここから泡立て器で10分程かき混ぜたことです。というのも、たえこさんのレシピを参考にしたら、ハンドミキサーを低速で13〜15分混ぜるとあったから。私はハンドミキサーを持っていないので、手が疲れない程度に適当にかき混ぜました。

今回は量的に容器の1/2ぐらいになりました。

前回は室温に放置でしたが、今回はレンジの発酵機能を使って60分間発酵させました。生地が上のラップに引っ付いている!

横から見ると2倍ほどに膨らんでいました。感動です。

後の工程は同じです。余熱なしの180℃で30分間焼きます。

焼き上がりも前回の2倍ぐらいあります。パンっぽくて感動してしまいます。

断面も細かい気泡があって、パンそのもの!大変満足な結果になりました。

3回目は失敗。発酵させすぎ?油が足りない?

2回目の成功でいい気なったので、3回目は10分ほど手でかき混ぜた後に、20分間の発酵をもう1回追加してみました。

2回目の発酵が終わったのがこちら。もとは容器の1/2ぐらいの量でしたが、60分の発酵の後、容器から溢れそうなぐらいに膨らんでいました。そして表面がなんかアワアワしています。

ちょっと嫌な予感がしたのですが、ラップを取ってみると…ギャー!気持ち悪い!!

表面をならすこともせず、直接焼きました。そして焼き上がりがこちら。ガーン。焼く前に表面に水を吹きかけたのにもかかわらず、カッサカサです。泥の水溜りが乾いた後のよう…。

横から見てもパンっぽくなく、どちらかと言えばお餅です。

切ってみましたが、気泡が大きく、食感も味もパンのそれから遠ざかってしまいました。

発酵させすぎたのかもしれませんし、イーストが多すぎたのかもしれません。はたまた油が少なすぎたのかも。

原因はこれだ!というのが掴めないままですが、膨らめ、膨らめ〜と発酵を欲張ってしまったのが大きいような気もしています。何事も過ぎたるは及ばざるが如しですね…。パン作りは奥が深い。アバウトな米粉パンですが、作るたびにいろいろな発見をもたらしてくれます。

【追記】

ある材料を入れることで失敗なしで作れるようになりました→失敗なしのアバウト米粉パン

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