パン作りってどうしても難しいイメージで、自分で作るのは敷居が高いことだと思っていました。マドモアゼル愛さんのアバウトパンも最高なのですが、どうしてもふんわりと成形した米粉パンを食べたくなり、自分で作るべく、道具や材料を購入しました。意外や意外、不器用な私でもおいしくそれなりに作ることができました。小さな「やってみたい」と「私できる」を積み重ねていけば、自信につながって、幸せな気分でいられると確信を持てました。
米粉スティックパンを作る
下の写真を見て、米粉でチョコスティックパンができるの?と驚き、どうしても作ってみたくなりました。
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まずは100均でスプレーとハケ、スケッパーを購入しました。これでも300円なので嬉しいです。
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今回参考にしたのは、たえこさんの米粉のチョコスティックパンの作り方。材料にサイリウムというのがあります。オートミールを食べていた頃にその存在は知っていましたが、全て片栗粉で代用していました。
いろんな大型スーパーやオーガニックスーパーを見て回りましたが売っていなかったので、ネットで購入しました。
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調べると片栗粉では代用が難しいようです。ダイエットにいいだけではなくて、これがあってこそパンの食感が生まれるよう。
サイリウムハスクは、オオバコ属のプランタゴ・オバタ(英名:サイリウム)という植物の種子の殻(ハスク)を粉末状にしたもの。…サイリウムハスクには消化される糖質がほとんど含まれていないため、パンやピザ生地、マフィンなどにサイリウムハスクを使うと、パンと似た質感になり、生地が扱いやすくなるというのも人気の理由。
ダイエッターも注目の食材「サイリウム」とは?使い方は?
どうせならよりふっくらしたパンを作りたい。今までは製菓用でしたが、カルディでホームベーカリー用の米粉を購入しました。
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そしてオーガニックスーパーで見つけたのがこれ。カカオニブです。カカオニブとは何ぞや?と思いましたが、以前いただいた米粉クッキーにカカオニブが入っていておいしかったのを思い出し、購入しました。(実際はお菓子の材料売り場でチョコチップが見つけられなかったからなんですが、お会計を済ませた後に冷蔵庫に発見しました)
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カカオニブとはこのカカオ豆をロースト(焙煎)し、細かく砕いたものを指します。チョコレートにする場合は、このカカオニブをすり潰して液状にし、砂糖を加えて練り上げ、冷やし固めます。つまり、カカオニブはそのまま食べると、カカオ分100%のチョコレートを食べているのと同じということになります。
スーパーフード「カカオニブ」とは?
以上の材料の他に、豆乳や米油、アーモンドプードル、イーストなども用意しました。
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カカオニブが100%のチョコレートということなので、砂糖の量を倍の30gにしました。自分でアレンジしてみたところはその点だけです。
途中生地を13分間捏ねる作業があるのですが、その間は好きな音声配信を聴きながら。無心で捏ねていると、集中してきて瞑想しているような気分になってきます。これはパン作り療法と言えるのではないでしょうか。
捏ねた後は発酵させて、綿棒で伸ばして中にカカオニブを置いてくるくると丸めたら、もう一度発酵させます。最後に表面にもトッピングして焼いて出来上がったのがこちら!ちゃんとスティックパンになりました!
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裏面はきれいなきつね色!
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粗熱が取れたところで早速食してみました。パン生地がフワフワ!ほどよい甘さと柔らかさもカカオニブの濃厚な苦味とカリカリとした食感と合っている気がしました。
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私にもおいしい米粉パンが作れるんだ!とまずパンを手作りできた時点でとても大きな自信になりました。しかも、カカオニブでお砂糖を多めにしたところが自分なりの工夫もできた気がして嬉しさ倍増。もっと他にも作ってみようというやる気が湧いてきました。
米粉フォカッチャを作る
レシピは、同じくたえこさんの本格的!米粉のフォカッチャ作り方を参考にしました。
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捏ねたパン生地って触るととっても気持ちいいんです。これを綿棒で伸ばす作業が一番好きです。
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パンは生きているな〜と感じるのが発酵させると二倍ぐらいの大きさになっているところ。レンジの発酵機能って買ってから1年ぐらいしてやっと使いましたが、本当便利です。
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オリーブをのせるところに指で穴を開けるのですが、プスーと音がしてガスが抜けます。パンのすかしっぺ(笑)のようで愛おしくなります。
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オリーブオイルを塗って塩をして焼いたのがこちら!
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焼き立てを味わえるのが手作りのいいところ。表面さっくり、中フワッフワで塩気とパンの甘みが最高です。
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フォカッチャはレシピどおり作って何のアレンジもしませんでしたが、それでも自分にもフォカッチャが焼けることに驚きました。
グルテンフリーをしてる人、そうでない人にも分けてあげたい。アレルギーに悩んでいる人にはパンを自分で焼けることを伝えたい。将来的には菓子販売の免許も取りたいな〜なんて楽しい妄想も膨らんできます。
たかがパン作りですが、自分の「やってみたい」をやってみて、小さい「私できる」を積み重ねていくと、自分の機嫌を自分でとれていることがわかってきました。上手くいかない時や納得もいかない時もあるでしょうが、「やってみたい」を実現させていくこと自体が、それだけ自分を認め、尊重しているということなのでしょうね。
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