去年の冬至の日にお花をいただきました。その中に名前もわからない植物があったのですが、それが意外に長生き。愛着が湧いてしまって、根付くかわからないけれど鉢に植え替えてみました。すると今月になって花をつけてくれました。
出会いは3ヶ月以上前のことです
去年の冬至の日にお友達とクリスマスパーティーをしました。行こうと思っていたレストランが休業日だったためうちに来てもらいましたが、その方がかえってよかったなと思います。おうちなら気兼ねなくノーマスクでおしゃべりできるし、好きなものを持ち寄って好きなように食べられました。しかもいつもの食卓がお料理とお花でぐっと豪華に。この写真を見たお友達が「パリのアパルトマンみたい!」と言ってくれました。エヘヘ。
その時にお友達が持ってきてくれたのが色が素敵なガーベラと毛がフワフワしてビロードのような緑(短い菊とカーネーションは私が数日前から飾っていたもの)。ガーベラが頭を垂れて来たら、茎を短めに切ってコップや器に浮かせると長く持つと聞いたのでやってみました。茶器のお湯を捨てる器に生けてみましたが黄色が映えてきれいですね。
ビロードのようなフワフワな緑。下の方から葉が黄色に変色して来たのでそれを切り落とし、長持ちするように茎も少しずつ切っていましたが、ショットグラスにお似合いなほどに短くなってしまいました。これ以上切るところもないし、まだまだ青々として元気なので、根付くかわからないけれど、思い切って鉢に植え替えてみることにしました。
100均でミニガーデニング
セリアで土とプランターを買ってきました。これでも200円ですから、もし失敗して枯れてしまってもお財布も心もあまり傷つかずに済みそうです。
ペン立てより少し大きいぐらいのプランターなので、土は袋の1/5の量入れれば十分でした。日当たりがあまり良くないベランダに置いたので、どうなるか心配でしたが、育ってくれよ〜という気持ちで土が乾いたタイミング(冬は3日に1回ぐらい)で水をやりました。
約1ヶ月経ったのがこちら。むしろ大きくなった気が。
よく見ると土から髪の毛ぐらいの細さの根が出ていました。植物はどのタイミングで自分は土を得たって知るのでしょうか。不思議。葉のフワフワの毛が気持ちよくてよく触るのですが、たまたま触った手のにおいを嗅いでみると、なんとレモングラスのようなにおいがしました。ますます何の植物なのかわからなくなって来ました。
そして今月になり暖かくなった日に見てみると、なんと花をつけているではありませんか!
こんなかわいらしい紫の花をつけるとは思いもしませんでした。やっぱり鉢植えにしてよかったなと思います。たまに思い出した時に水をやるぐらいで他の世話は一切していないのに、ここまで成長してくれました。今でも名前がわかりませんが、そんなことはどうでもよくって、自然の摂理に従ってただ生きてるということを教えてくれているような、とても愛おしい存在です。これからもすくすくと育ってほしいな。
いつか庭付きのお家に住むことがあったら、野菜や緑でいっぱいにしたいとそんな夢をくれたかわいいお花でした。
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