台湾から持って帰ってよかったもの、それは「大同電鍋」。夏はお目見えする機会はあまりありませんでしたが、最近はお芋をふかしたり、スープを作るのに大活躍してくれています。
お芋を蒸してグラタンに
柿と白菜のサラダを作ったときに知った「さつまいものグラタン」。これまた甘い食材でもおいしそうな料理になることを知り、作ってみることにしました。
柚子で冬を楽しむ←参考レシピはこの記事の中のcrispy-lifeさんのブログをご参照
まずはさつまいもを洗って、豪快に電鍋にセットします。水を1カップ入れてスイッチオン。
蒸し時間は15分ぐらいだったでしょうか。竹串が通るほど柔らかくなっていたらOKです。(ここでそのまま食べてしまいたい衝動に駆られるほどいいにおいです)
皮のまま輪切りにします。予めフライパンで炒めておいた玉ねぎ、しめじ、白菜、大豆ミートなどに合わせます。
そこに豆乳(or牛乳)を加え、コンソメ、塩胡椒で味を整えます。さつまいもからでんぷんが出てとろみが出てくるので、小麦粉は入れなくていいと思います。
器に入れて、チーズを好きなだけ載せて魚焼きグリル(オーブントースターでもOK)で焼きます。グラタン部分は既に火が通っているので、チーズが溶けたら完成です!
チーズのカリカリの塩気とさつまいものほっくりな甘味が合わさってとてもおいしいです。この日は赤ワインを買いに走って正解でした。こういうスーパーで買えるスクリューキャップのワインの方が飲みやすくて好きです。
電鍋でさつまいもを蒸している間に、フライパンでその他の具材を炒めておけば、わざわざオーブンで時間をかけて焼かなくていいので簡単です。蒸すものをジャガイモやカボチャに変えたり、ソースもトマト味にしたりすれば、グラタン料理の幅も広がりそうですね。
スープ作りはお手の物
最近朝食にサラダでは寒くなってきたので、野菜スープを作ることにしました。
冷蔵庫にある野菜なら何でもいいと思いますが、今回はキャベツ、にんじん、しめじ、玉ねぎにハーブ入りソーセージも入れてなんとなくポトフ風にしてみました。外鍋に水を入れて外蓋を閉め、スイッチを入れたら放っておいて大丈夫です。水が蒸発し切ったら勝手に電源が切れます。
ガスコンロのように見張っておかなくてもいいのでとても便利です。煮ている間、私はスープの出来上がりを楽しみに、日課である筋肉ほぐしやボールを使ったトレーニングをしています。
いつものオートミール蒸しパンに合わせてみました。野菜とソーセージから出た優しい味が空っぽの胃に染み渡り、1日を幸せな気分でスタートできます。
さて、朝作ったスープを夜は味変してみることにしました。使うのはカルディで購入したアシストバルールのボルシチスープ。
ビーツ、キャベツ、トマト、にんじん、ジャガイモ、玉ねぎと具材がたくさん入っているので、同量のお湯か牛乳で希釈するだけでOKとのこと。嬉しいですね。
開けてみるとペースト状のなかに具が詰まっているのがわかります。
瓶の半量ぐらい入れてみました。
軽くかき混ぜて、外鍋に水を入れてスイッチオン。
スーパーでガーリックフランス、ポテトサラダ、チーズチキンカツを買ってきて、なんとなくロシアの宴を作り、赤ワインで晩酌です。ボルシチの上には余っていたヨーグルトを載せました。
こ、これは、おいしい〜!!このボルシチの素、味が濃厚なのでコクがものすごく出ました。トマトの酸味も食欲をそそります。体があったまるし、野菜いっぱいなので罪悪感も少ない。朝のスープは優しい味でしたが、その余りとは思えないほど大変身してくれました。
次の日も温め直して食べました。
ビーツって加熱を繰り返しているうちに赤色が抜けて透明になってくるのですが、これはトマトペーストも入っているので大丈夫でした。グツグツ沸騰させても見た目にもおいしいボルシチがいただけます。
ただ「蒸す」
サラダではやっぱり寒いので、蒸し野菜を作ることに。好きな野菜を洗って切り、器に入れて蒸すだけでOKです。
そのまま食卓まで運んで、お好きなナッツやドレッシングをかければ出来上がり。ブロッコリーもキャベツも甘い!「蒸す」って素材の味が流れないので、「茹でる」よりも断然おいしいです。
あと忘れちゃいけないのがこれ。肉まん系。レンジに比べて時間はかかりますが、味は全く違いますよ。この「レンジで加熱」と「蒸す」の違いを知ってもらうために、一家に一台電鍋を!とお薦めしたいぐらいです。
レトロな外観も愛らしいし、使うとシュンシュンと湯気が出ている様子や外鍋がガタガタと鳴るのもかわいらしく思えます。何しろお手入れが簡単で、壊れにくいというのがいい!今こそ電鍋で冬を乗り切りませんか?
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