若い頃からアジア映画ばかり見てきました。小さいアート系の映画館で上映されるかもわからないような前衛的過ぎるアジア映画を見て、後悔することもしばしば。反対に、性格が天邪鬼なのか、世界的名作と言われるものをほとんど見たことがありませんでした。
「ニュー・シネマ・パラダイス」も見たことのない名作の一つ。映画は見たことはなくても、おじさんと少年が自転車に乗るシーンと印象的なメロディは知っていました。
Amazonビデオではたくさんの名作がありますね。先週の日曜日、何もやる気がしなかったので映画でも見ようと、「ニュー・シネマ・パラダイス」を見ることにしました。
美しい音楽に、シチリアの田舎の様子。アルフレードの想い。いい映画だったけど、泣かなかったなと思っていたら、ラストシーンで溢れる涙を止めることができませんでした。
きっとこの音楽があるからだと思いました。
今日はOTTAVAから先日私の涙腺を崩壊させたあの曲が流れてきました。
曲目・作曲者が表示されるプレイボタンを見ていると、エンニオ・モリコーネの名前が。今日は、彼の死を悼むブログの記事を読んでいたので、その時はこれは誰だ?と思ったのですが、ニュー・シネマ・パラダイスの作曲者がエンニオ・モリコーネだったということがわかって、衝撃を受けました。
調べると、昨日に91歳で亡くなっていました。OTTAVAでは追悼の意を表して曲をかけていたのかもしれませんね。
こんなきれいな曲を世に生み出した人が、亡くなったなんて。曲を聴きながらまた涙が出てきました。彼の死がショックなのか、映画の余韻なのか、はたまた曲が素晴らしいのかはわかりませんが…。
寺下真理子さんのバイオリンが素敵です。
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