お気に入りの街“迪化街”で、台湾ならではのサンドイッチ、お土産にもなる袋麺、まったりできるカフェに出会いました。
台湾料理には飽きた、けどやっぱり食べたい台湾の名産
台湾料理に飽きたら、迪化街のASW Tea Houseでのお食事がオススメです。
店内はとても落ち着いたヨーロッパのような空間です。差し込む光が気持ちいいです。窓側の席に座れば、外には月下老人の廟や永楽市場、その前の屋台など賑やかな風景が広がっていて、まるで映画を見ているような感じがします(ちょっと大げさかな。笑)。
ここでは、台湾の紅茶もさることながら、サンドイッチやスコーンなどの軽食もいただけます。(サンドイッチは結構ボリュームがあります。)
今回は上の塩豚のサンドイッチをいただきました。しょっぱさ控え目の豚肉と、金針花の塩漬け(だと思う)、そしてピーナッツバターが絶妙でした。サンドイッチは、他にカラスミとリンゴというのもありました。どちらにしようか迷ったのですが、台湾の豚肉はとてもおいしいのでこちらにしました。カラスミの方も、その塩気とリンゴの甘さとシャキシャキの食感が合うでしょうね。このしょっぱいのと甘いのの組み合わせ、日本人には考えつかない独創性、私は台湾の得意とするところだと思います。このオリジナルのサンドイッチを食べるだけでも価値があるかも。
以前おじゃました時にはスコーンをいただきました。焼き立てのスコーンとレモンカード、クロテッドクリームがもう最高過ぎます!!人生で初めてこの二つのクリームを食べましたが、「世の中にこんなおいしいものがあったなんて。」と驚きました。スコーンは小ぶりなためクリームがどうしても余っちゃって、お行儀悪いけどバターナイフで掬ってずっと舐めていたい…そんな気持ちになりました(笑)。
軽食のサンドイッチにはセイロンティーが付いてきますが、スコーンセットの方は紅茶の種類を自分で選びます。紅茶の種類が書かれた札と、香りを楽しむための淹れた後の茶葉も出してくれます。
台湾料理にもお茶にも飽きたと感じたら、こちらのお店は洋食でも台湾の食材が楽しめるのでオススメです。お茶も私のように普段ティーバッグばかりを飲んでいるなら、台湾の紅茶も本当に美味しいので、こちらでゆっくりと香り高いお茶を味わってみてくださいね!
やっぱり大好きな台湾まぜ麺
迪化街に行くと必ず寄る大好きなインスタント麺屋さんがあるんです。
お店については過去記事をご参照→癖になるシビレ辛さ「曾拌麵」
今回は正直袋麺って嵩張るので行かなくてもいいかな…と思ったのですが、迪化街を大橋頭駅の方にまっすぐ上がっていくと通り沿いにありますし、一緒に行ったお友達も入ってみようと言ってくれたので、覗いてみるだけ覗いてみることにしました。
お店に入ると、なんとクリスマスバージョンを発見!!曽さん、すごいかわいいじゃん!!
中の小袋のデザインはどうなってるんでしょうね?いいお土産になりそうだったけど、タレが肉そぼろで日本には持って帰れないので、こちらは断念。
台湾限定の文字を発見。黒ごまペーストのタレのようです。
私は「限定」等の文字に本当に弱く、かなり惹かれたのですが、聡明なお友達のアドバイスもあって、ここはオーソドックスな白ごまペーストの普通のまぜ麺を購入しました。
最初に寄らないと思ったのに、店内に入るや否やテンションが上がって写真を撮ったり、新メニューがでてる!と興奮したり。やっぱり好きなお店は定期的にチェックしないといけませんね(笑)。
迪化街にはまったりできるカフェがたくさん
迪化街を大橋頭駅に向かって歩いていたところ、可愛らしいカフェに目が止まりました。「孵咖啡洋行」というお店です。
店内も可愛らしいサイズで、女性の方が一人でやっている感じでした。テイクアウトと店内で飲むのは値段が違ったのですが(日本の軽減税率とは違います)、テラス席で飲むと言うと、テイクアウトの値段にしてあげるねと安くしてくれました。台湾、本当に優しい人が多いなあ。
頼んだラテとアメリカン。テイクアウトだからと紙カップに淹れてくれましたが、デザインがとってもかわいい。
お店の前にはアンティークの道路標識。東京、上海、リオまでそれぞれ何キロって書いてある。台北まで116キロ…ん?これもともとどこに置いてあったんでしょう?謎だ。
晴れた日は本当に気持ちよかった11月の台北。向かいの煉瓦のオレンジに青空が映えていました。この青空を見ながらたっぷりとおしゃべりを楽しみました。
迪化街にはリノベされた落ち着いたカフェがたくさんありますし、中庭で通りの喧騒から離れてゆっくりできる所もあるので、買い物に疲れたらぜひ立ち寄ってみてくださいね。
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