ライ麦パンでお通じ良し!

おいしいもの

賞味期限がやたら長いので非常食用として買ったライ麦パン。グルテンがないと知り、この花粉症時期の朝食にもってこいだと思い、食してみました。数日続けて食べてみて、味も変えてみると、ものすごくおいしいものであることに気づき、立派なお便りも届きました。

グルテンがない!?

スーパーの棚で見つけたときに「賞味期限が1年ぐらいある。非常食用としていいかも。」と思い、購入しました。

酸っぱくてぼそぼそしているのは知っていたので、買い物に行けないとか、火が使えないなどの状況にならない限りすすんで食べることはないなと思っていたのですが、月日は経つのは早いもの。食品棚をチェックしたときに、ゴールデンウィーク前ぐらいには食べなきゃなと気づいたのでした。

花粉症改善のために今グルテン抜き生活をしている私は、スギ花粉の季節が過ぎてから食べようと思っていたのですが、ネットでなんとなくどうやって食べたらおいしいかを検索していたら、衝撃の事実が。

ライ麦パン

ライ麦には、パンの膨張を高度に支えるための小麦由来のグルテンが含まれておらず膨らみにくいので、硬くて密度が高い、目の詰まったパンになる。

by Wikipedia

これは今すぐ食べられるかも!と思い、原材料を見てみると、なんと「有機全粒ライ麦、海塩、酵母」のみ!

ライ麦パンにも小麦粉と混ぜたりして、その混合比により名称も変わるそうですが、フォルコンブロートとは「ライ麦全粒製品と小麦全粒製品を任意の比率で合わせたものを少なくとも90%使用」なのだそうです。やはり昔ながらのものって材料がシンプルですね。

既に7枚に薄くスライスされていて、持つと結構どっしりとしています。

これはお菓子!?危険な香り…

焼くとおいしいと書いてあったので、そのまま食べることはせず、早速焼いてみます。

食パンならとっくに焦げる時間(約2分)を過ぎても焦げる様子はありません。糖質が普通の食パンと比べて低いからかと思って調べてみると、意外にもライ麦パンは52.3gに対し、食パンは47.0g(100gにおける)なのだそうです。

ただ、カロリーで調べて計算してみると、食パン161kcal(6枚切り1枚60g)なのに対し、ライ麦パンは132kcal(1枚71g)でした。食パンは油分や砂糖を添加している点でカロリーが多いのでしょうね。

焼いたのをちぎって食べてみます。殻はプチプチ、中身はモチモチとして食べ応えがあります。この食感「玄米」に似ているなと思いました。焼くと和らぐとあったのですが、やはり酸味を感じます。

穀物本来の味があると言えばそうなのですが、固くて酸っぱいライ麦パンを咀嚼していると、そりゃハイジも白パンには驚くよな…とか、日本のパンはフワフワ食感が極限まで追及されてるなあ…なんて感心してしまいます。

バターや乳製品が合うとのことなので、単にクリームチーズを塗って食べてみました。

これはおいしい!酸っぱさとクリームの濃厚さで甘みが感じられました。

そして一番危険な食べ方に出会ってしまいました。クリームチーズにメープルシロップをつけて食べる食べ方です。パンに直接かけず、小皿にとったところにこのようにディップします。

周りがカリカリしたところなんか、目をつぶって食べたら何かの焼き菓子と勘違いしてしまいそうな濃厚さ。酸味と甘みと油分の重なりがとても贅沢に感じられます。あまりのおいしさに相性抜群のコーヒーを飲むのも忘れ、よく噛むことさえも忘れそうになります。1枚で満足感はあるのですが、このおいしさを味わうために、半枚追加で食べた日もありました…。

肉製品とも合うとのことだったので、ベーコンと目玉焼きを載せてジブリ風にしてみました。見た目にはヨーロッパっぽくなりましが、上のパンを乗せた瞬間に黄身がつぶれて全部お皿に落ちてしまったので、固焼きにするかオムレツにした方がよさそうだと思いました。

甘いのと塩辛いのを食べてみましたが、今のところ「クリームチーズ+メイプルシロップ」が最強です。

すぐに効果が?

朝食にライ麦パンを食べだして3,4日経つと自分でもびっくりするような立派なお便りが届きました。もともと便秘症なのでその違いがよくわかります。その他にはみそ汁、梅干し、海苔などを食べていたので、そのおかげもあったかもしれませんが、普通のパンや米粉パンにはなかったときの「よく噛む」という習慣が功を奏したのではないかと思っています。

お友達も以前ドイツで生活していたときに、お米を食べていなかったのにお通じが悪くなったことはなかったのはきっと黒パンやライ麦パンのおかげだろうと言っていました。

最初は非常食用でしたが、主食の選択肢にライ麦パンも加えようと思います。

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