トウシューズ購入と失敗

バレエ

最近レッスンでトウシューズを履いていたら爪先が痛かったので、きっと足が落ちているんだ、そろそろ買い替えの時期だろうと思い、新しいものをチャコットに探しに行きました。それまで愛用していたコード・アロンジェが製造停止になっていたのは聞いていたので、合うのを紹介していただけるだろうとフィッターさん頼りにフィッテングに行きました。

製造停止だけど…

今まで履いていたコード・アロンジェは2021年1月に購入したので、途中休んでいた期間があるとは言え、2年以上履いていました。過去記事→足が落ちるという感覚

愛用していたコード・アロンジェを持って行き、履いてポワントで立ったところをフィッターさんに見てもらったところ、指の形がわかるほどボックスがペコペコになっており、指立ちになっているから痛いのかもしれないとのこと。

似たようなものをお探ししますねとフィッターさんの優しい言葉に一安心。チャコットのVシリーズやブロックなど4足ほど履かせてもらいました。初心者だったときはよくわからなかった履き心地や立った感覚がそれぞれ違うことがわかり、種類が違うとこうも違うのかと驚きました。最終的にフィッターさんも合っていますねと仰り、私も履き心地が一番しっくりきた「ピケ」を購入しました。私のように甲が低く、ややギリシャ型、足幅細めの方は合うかもしれません。

ソールは3/4で短めです。商品情報では足の筋力がついてきているダンサー向けに…とあり、フィッティングの際にもちゃんと立てていますねと言われたので、ここは嬉しい点でした。

コードアロンジェと違うのは、Vカットになっていること。足がきれいに見えるそうです。ヴァンプは浅めのようですが、ボックスは固く、親指の付け根までしっかりとサポートされています。

私は裁縫がとても苦手なので、お店でゴムとストレッチのリボンをつけていただきました。(今チャコットでは無料でつけてもらえるようです。)

横から見た図です。ソールはコード・アロンジェのように反ってはいません。自分で徐々に柔らかくして足裏に合わせていく必要があります。(が、ここで失敗してしまいました。この件は後述)

トウシューズは湿気に弱いらしく、百均でフリーザーバッグと靴用乾燥剤を購入して、これで保管することにしました。以前も買った当初はこうやって大事に扱っていたのですが、時間が経つとなあなあになってしまっていました。トウシューズは結構なお値段するのでそう頻繁に買えるものでもないし、馴染ませたものを長く履きたいので、初心忘れずで道具を大切に扱いたいと思います。

滑り止め付けで失敗

裁縫が苦手な私はつま先をかがるのもハードルが高すぎます。今回も手軽につけられるレザーの滑り止めを選びました。チャコットで滑り止めとレザー用接着剤を購入し貼り付けようとしましたが、なにぶん2年ぶり以上の作業、どのぐらいの量で、どのぐらいの時間経ってからつけるのかも忘れてしまい、滑り止めからはみ出した接着剤が広がってしまいました。

そしてそれを拭おうとしたティッシュも残ってしまい、こんなに汚く…。買ったばかりなのに泣きそうになってしまいました。

SNSで写真付きでその旨載せてみると、「アセトン入りの除光液で落ちるかも。綿棒につけて少しずつ。」というありがたいアドバイスをいただけました。早速百均でアセトン入りの除光液を購入し、綿棒に染み込ませ拭いてみました。すると、サテン生地の色はほとんど変わらず、はみ出た接着剤を除去することができました。インターネットは知恵袋。本当にありがたい時代です。

曲げるところで失敗

さて、接着剤がこんなにも簡単にきれいにとれたことに意気揚々としている間もなく、また失敗をしてしまい凹んでしまいました。

トウシューズを足に慣らしたい一心でソールを手で触っていたのですが、知らない間に土踏まず中央付近で折ってしまっていたようです。先生に見せると、ドゥミの部分(指の付け根あたり)で谷折れにならなければならず、手でゆっくりと曲げたり、履いて馴染ませるとのこと。

ロールアップするとシューズが脱げそうになってしまいます。

既にレッスンで何回か履いており、指周りの痛みも軽減していたところだし、丁寧に選んでもらったこのシューズに愛着が湧いてきているところでした。

他のクラスメートさんや先生にも相談してみたところ、脱げやすいならば甲の上にゴムをつけたりすればよく、そのまま履いても大丈夫ということでしたのでほっとしました。

バレエの動きや体の使い方もそうですが、トウシューズでもいろいろと失敗を繰り返してその扱いを学んでいくのだなと思いました。

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