業務スーパーで夏の台湾を楽しむ

おいしいもの

主に和食を食べるようになってから足が遠のいていましたが、久しぶりに業務スーパーネタです。台湾ではよくアヒルの卵を食しますが、日本では嫌いな人が多いのでしょうか、あまり見かけません。業務スーパーは気軽に輸入食材が買えるお店。簡単に台湾のあの懐かしい味が楽しめますよ。

ピータン

台湾直輸入の文字が嬉しい金牌功夫のアヒル卵の塩漬けとピータン。値段は忘れてしまいましたが、調べるとどちらも4個入りで298円(税抜き)だそう。


中は個包装になっているのが嬉しいですね。別の輸入食品店で買ったピータン(中国製)は2個まとめて入っていたので早めに消費しなければいけなかったり、泥付きだったので洗い落とさなければならず面倒でした。食べる前から業務スーパーに軍配が上がってしまいます。

まずはオートミール粥にしてみました。オートミールに水、ひき肉タイプの大豆ミートを鍋にかけ、鶏ガラスープの素と生姜で味付けします。最後にネギを散らして、ごま油をひとかけして出来上がり。濃厚でまろやかなピータンの味が効いている懐かしい台湾の「皮蛋瘦肉粥(ピータンと赤身肉のお粥)」です。

そして切って盛り付けただけのピータン豆腐。これは日本の中華屋さんでもよく出てきますね。台湾では普通の食堂に小菜(小皿料理)としてよく置いてありました。醬油膏(ジャンヨウガオ)という甘めのとろりとしたタレがかかっていたのですが、こちらにはないので醤油をかけました。台湾ではよく麺屋さんで見かけたので、お酒と一緒に楽しむものというよりは、ランチに添える一品という存在です。火を通しても、そのままでも臭みはなく、これも濃厚なピータンとお豆腐のさっぱり味が合っておいしいです。

塩漬け卵

ピータンは食す人は多くても、塩漬け卵が好き!という方は少ないのでは。そもそもどうやって食べていいかわからないし、台湾のチマキや月餅を食べたことがなければ、出会う機会はないかもしれません。

ピータンでは写真を撮るのを忘れましたが、成分表示です。原材料はアヒルの卵と食塩のみ。最近は海外の食品の方がシンプルで添加物が少ないのではと思います。殺菌方法も気密性容器で加圧加熱殺菌と書いてあり、化学薬品ではないようなので、ちょっと安心しました。

こちらも個包装です。

私はチマキや月餅に入っている塩卵の黄身が苦手です。でも、台湾の客家や四川料理レストランでよく出てくる「鹹蛋苦瓜(シェンダンクーグァー)(ゴーヤと塩卵の炒め)」は大好き。これを作るために4つ入りを購入しました(この料理の他にお粥しか浮かばないのですが、どうやって消費しよう…)。

鹹蛋苦瓜(シェンダンクーグァー)の作り方はとっても簡単。苦瓜(台湾では白く水分の多いものが主流でした)の半分を種を取って輪切りにし、熱したフライパンに少量の油入れてさっと炒めます。それに細かく刻んだ塩卵を加えて馴染ませる程度に炒めて、最後香り付けにごま油を少量かけて混ぜたら出来上がりです。とてもご飯が進む一品です。

業務スーパーで台湾の夏を楽しんでみてくださいね!

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