昨今は実際のお花見は憚られるので、バーチャルでお花見しようとか、通りすがりに見るだけにしようなんて寂しい声が聞かれます。でも考えてみたら、人生に春は何回訪れるのでしょうか?そのうち、ゆっくりと花を眺めたり、暖かさや心地よさを感じられる春って何回あるのでしょうか?それぞれの五感を使って今この瞬間を味わったらよいと思いました。
五感を目一杯使おう
昨日は週末の雨もやみ、久しぶりの晴れ。空気は冷たかったですが、外に出る用事があったので、念のためにデジカメを持って出ました。
すると大正解。川のほとりの桜が満開でした。
ついでに久しぶりにいつもの(というかまれにベンチでバーレッスンをしている)公園に行ってみました。
風が強く、池の周りの歩道を歩いていると桜の花びらが次から次に降ってきます。この薄ピンクがいいな〜。
木によって散り始めているものもあり、まだ開花していないものもあり。
陽に照らされて花びらが透けているのもきれいです。
青空と緑が気持ちよい。
まとまった桜を遠目で見るのもいいですが、幹から何輪かの花が咲いているところもとても愛おしいです。寒い冬には樹皮の下でエネルギーをためているのでしょうか。教えなくても同じ頃に一気に綻びるのは生命の凄いところ。
平日だからか、お昼時なのにとても人が少なかったです。みんな自粛しているんでしょうかね。
青空のもと、野球の練習をする人たち。
こちらはフリスビーを楽しむ子たち。
この日は、次回は青空の下でお弁当を食べよう!と心に誓い、公園を後にしました。
日本全国あちこちで桜が咲いていることでしょう。レジャーシートを広げてお弁当を食べるぐらいいいのではないかと個人的には思います。風、暖かさ、香り、味、音、手触りなどなど目一杯働かせることで全身で春を感じることになり、生きる喜びにつながるのでは?と思います。
それはきっと子供も大人も同じ。お酒を飲んで騒いだりすればさすがに注意する人もいるかもしれませんが、ぜひ実際のお花見を楽しんでもらいたいなと思います。
コメント