あれがなくなったとしたら嫌だな…と思うのが中毒症状に当てはまるとしたら、私は立派なオートミール蒸しパン中毒。モチモチ・フワフワの食感がたまらない上に、5分ほどで作れてしまう簡単さが私を惹きつけて離しません。食べにくいオートミールでも、あるひと手間を加えたり、入れるものを変えるだけでずっとおいしくなりますよ。
「粉」にするとモチモチ感が増します
業務スーパーでこちらのオートミールを購入しました。かわいい紙箱に入っていて、ナチュラルな感じがします。500グラムも入っていて158円(税抜き)ですから、業務スーパーはやっぱりコスパ最高ですね。
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裏を見るとチェコ産でした。原産国で味の違いは全く分かりませんが、どのメーカーのものを選ぶかによっておいしさや食べやすさが変わってくる気がします。
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箱を開けてみるとちゃんとビニール袋に入れられていて安心しました。箱を振った時にカサカサと音がし、紙箱に直に入っているように思われたので。
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中が見えないこともあって、開けてみて粒の1つ1つが大きいことにちょっとびっくりしてしまいました。今まで買ったどのオートミールとも違います。しかし、よく見てみると箱に「BIG LEAVES」とか「WHOLE GRAIN」書いてありますね。ナチュラルなイメージとかに飛び付いちゃいけないですね。
とにかく試してみようと思い、抹茶オレのポーションで蒸しパンを作ってみました。(レシピは簡単オートミール蒸しパンはいかが?をご参照)
蒸し上がって型から出したのを見てみると、う〜ん、食欲をそそらない…
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断面もおいしそうじゃないし。やはり味も粒が口の中に残る感じでいまいちでした。
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ちなみに米化もしてみましたが、柔らかいところもあれば、硬いところもあり、米になり切れてなくて、これもおいしくない。
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なので思い切って全て「粉」にしてみました。こちらはプレーンです。
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すると、モチモチ感が倍増!でもフワフワ感も失われていません。思わず指で押して弾力を確かめてしまいます。
オートミールってふやけていない粒に当たると、紙を噛んだようなギシッとした独特な食感があるのですが、それがゼロになりました。私は普段食べているのよりも粉状にした方が好きだと思いました。
フードプロセッサーなどで粉砕するのはひと手間かかりますが、一度にある程度の量を粉にしておけば、チヂミやお好み焼きなどの粉物にも使えますし、使いたい時に使いたいだけ使えるので楽です。
水分は少なめに
粉砕したオートミールに、母がおいしくなかったと言ってくれた抹茶オレの素を加えて作ってみました。今回はポーション(液体)ではなくて顆粒状のものです。
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出来上がりがこちら。緑が鮮やかだし(光の加減かも)、上の粒が見えているのと比べても断然おいしそうです。
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抹茶オレの素をくれた母にもお裾分けして食べてもらいました。甘さ控えめ(小さじ1の砂糖を加えました)だけどおいしいとすぐに完食してくれました。これ本当にオートミールだけ(小麦粉入ってないの)?と信じられないようでした。
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カフェオレや紅茶オレの素でも蒸しパンにしたらおいしそうですね。飲料の素ってそのまま飲むよりもお菓子にした方が食べやすいかもしれません。
ただ写真にも見えているように、オートミールをふやかすために牛乳を入れたものを600Wで1分間加熱すると、他の材料と混ぜる時にどうしてもちょっとダマになってしまいます。ダマを防ぐため、牛乳を入れたら予熱せずに放置しておく方法を試してみました。
にんじんシナモンを作ります。今回使うのはミニミニにんじんです。
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そのままの重さを測ってみると46グラムしかありませんでした。
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いつもは70グラムの牛乳を入れますが、にんじんの水分を考慮して59グラム(約60グラム)にしました。
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にんじんは皮を剥いて擦りおろすと31グラムでした。
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フォークの腹で押して水分を絞ります。(にんじんジュースを飲んでみましたが、これだけで甘くておいしくてびっくり)
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すると更に8グラム減って23グラムに。
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これに玉子1個、シナモン少々、砂糖小さじ2、ベーキングパウダー小さじ1/2を入れて、フォークでかき混ぜます。
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600Wで3分間加熱したのがこちら。あれー!上がまだ生っぽい!?
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ガラスの容器に戻して、もう一度600Wで1分間加熱しました。弾力のあるカステラのようなにんじんシナモン蒸しパンの出来上がりです。
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やはりバナナやにんじんなど生のものを加えた場合は、全部で4分間ぐらいは加熱しないといけないようです。水分はマイナス10〜20グラムすれば問題ないです。
低糖質や便秘解消などの理由で食べ始めたオートミールですが、最近では最初の目的など忘れてしまい、単にオートミール蒸しパンがおいしいから、好きだから食べるという感じになってきました。レンジで簡単にできまし、いろんな野菜の粉や飲料の素を入れても楽しいので、ぜひ試してみてくださいね!
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