トウシューズを履き始めて半年経ちました。家での練習に便利なソックスや、トウシューズの立ち方、買い替えの時期などについて気づいたことを書いています。
家でのトウシューズ練習はバレエソックスが便利
トウシューズのレッスンに出て思うのが、素足にトウシューズを履く方は結構多いということ。足裏の感覚がつかみやすいとか、タイツで滑らないというメリットがあるのかもしれませんが、私はバレエシューズはそれができても、トウシューズは無理のようです。汗っかきで蒸れて気持ち悪いし、臭くなってしまう気がします。
先日チャコットでタイツ、ショーツ、ソックスを購入しました。
タイツについては、普通のタイツより値段が高かったのですが、以前にセンターシームレスタイツという縫い目のないタイツを1足買いました。しかし、履いて2回目ぐらいで爪先部分から破れてしまい、今回は普通のタイツを購入しました。シームレスタイツはお値段が張ったので早々に破れたのは残念でしたが、締め付けがないので気になるお腹の段々部分が露わにならず、そこは大変よかったです。爪が引っかからないように気をつけて脱ぎ着すれば、シームレスを愛用してもいいかもしれませんね。
ショーツは買い足しました。実は、以前はタイツに色が近いと思ってユニクロのシームレスショーツのベージュを履いていたのですが(あらためてブログに書いてみると、私”シームレス”が好きなのかも)、レオタードからはみ出していたんですね〜。スカートが透ける素材なので、普通にしていても結構見えていました。この年になってもハミパンとは恥ずかしい。でも、ある動画でレオタードの下に着るショーツがあることを知り、その後はハミパン知らずとなりました。
バレエソックスは、教室では出番がなかったのですが、家でトウシューズを練習したときにこちらを履いてみました。ヨガウェアの上にさっと履けるので便利です。
なんだか変てこな格好ですが、海外のダンサーとかにはこういう人いそうな気がします(笑)。
レオタードってをトイレするとき全て脱いで裸にならないといけないので、私は教室でしか着ないんですよね。教室では他人の目もあるし、気合が入っているから…という理由もありますが、レオタードをレッスンのとき着るのには、先生から自分の体の線、筋肉が見えやすいようにするという理由があるそうです。
適格な指導を受けるために、子供は指定のレオタードを購入しなければいけない教室もありますね。反対に、大人は何を着てもいいのですが、レオタードを着て練習するとより上達すると聞いて、それ以来レッスンではなるべくレオタードを着るようにしています。スイッチも入る気がするし、それに加えて、教室では大きい鏡に全身が映るので、日頃の体型チェックにもなっていいと思っています。
防音と滑り止めのためにヨガマットの上で練習します。
トウシューズを履くときだけソックスも履けばいいのでとても便利ですし、いつものタイツを履いている感覚もあって、これはいい買い物をしたなと思いました。
実は立ててなかったトウシューズ
3ヶ月の休講期間のうち1ヶ月間はスタジオを借りて自分なりにトウシューズを履いて練習していたものの、それも自粛でしなくなり、しばらくはトウシューズから遠ざかっていました。
ですが、先月からレッスンが復活し、週一ペースで先生に習えるようになりました。やはりトウシューズ初心者、我流では合っているかもわからず不安ばかりなので、レッスンで正しい立ち方と動きを教えてもらえることが本当に嬉しいです。
レッスンでは、私は一番の出来損ないで明らかに皆の足を引っ張っている感はありますが、先生もクラスメートさんも励ましてくれるので、特に落ち込むこともなく楽しく練習できています。
先日生徒数が少なかったとき、私のペースに合わせてゆっくりとレッスンしていただける機会がありました。いろいろな話しをしながら、私の滑り止めに目が行った先生は、
「もっと爪先の先で立つようにしてみて。」
「ほら、この滑り止めの先、買ったばかりのようにきれいよ〜。」
とおっしゃったのでした。
見てみると確かに。底の部分近くは汚れていますが、上半分は滑り止めの毛羽立ちもよいままで、色もきれい。滑り止め自体はシューズに馴染んだ気はするものの、上半分はつけた時とあまり変わってないようです。
とりあえず見様見真似でやってみたトウシューズ入門&滑り止めつけ
滑り止めの上半分がもっと擦れて汚れるように、下の写真のように甲を出して爪先の先の方で立たないといけないのだそうです。
もちろんこれは私の足ではありません。
バーをギュッと握り締め、恐る恐る甲を前に押し出すようにしてみましたが、先生に「そう!そこ!」と言われた位置は、自分の甲よりずっと前。バランスは取れないのはもちろんのこと、足があらぬ方向に曲がってしまいそうでとても怖いです。
「ひぇ〜」みたいな声にならない声を出したら、先生は全てお見通しのようで、「怖いのはわかるけど、バーがあるから大丈夫よ!あなたは立てる足してる!頑張ろう!」と励ましてくださいました。
コツコツと練習を重ね、必要な筋肉をつけ、感覚を養う…そんな地道な作業を積み重ねて、きれいな土踏まずのアーチが作られることが身をもってわかりました。
「バレエに近道なし」ですね。難しくて、奥が深い。だから面白いのかもしれません。
トウシューズの梅雨時期の保存方法
連日の大雨。雨が一時的に上がることはあっても、ひどい湿気です。トウシューズは布と厚紙を貼り合わせてできていますが、雨の日には本がヨレヨレになってしまうのを思うと、トウシューズが湿気に弱いのもうなづけます。
せっかく買ったトウシューズ、ヨレヨレになっては困ると、こちらの靴用除湿剤を買ってみました。
本来はイラストのように靴の中に入れて使用するようですが、私はフリーザーバッグにトウシューズを入れて、その中に除湿剤を2つ入れてみました。この白い粒々がなくなってジェリー状になったら交換だそうです。ちょっと楽しみです。
フリーザーバッグで密閉しているので、除湿効果は十分出るのではないかと思います。除湿剤はゴミが出て嫌だなとか、交換が面倒だなと思われる方は、珪藻土スティックを入れておくといいかもしれませんね。
トウシューズどのくらいで買い換える?
先日チャコットからこんなハガキが来ました。購入から6ヶ月が経ったので、買い換えませんか?という案内です。
全くの未経験者がフィッティングを経てトウシューズを購入した。
日本はアフターフォローがちゃんとしていて感心しました。(台湾って購入したらそのままという感じで、ほとんどアフターフォローがないんですよね。)
買い換え時がわかるチェックリストがあるのですが、これらに当てはまっているような、ないような。「痛む」というのは履き始めからずっとあるような気もしますし、これだ!という決め手がないので、まだまだ使えそうな気もしています。
以前から買い換え時期については疑問だったので、どのぐらいの期間使えるかをクラスメートさんに聞いて回っていました。やはりどの方も「それは人や使用頻度によって異なる」という回答。(私も聞かれたらこう答えるでしょうね)
最初は足に合わなくて何足も買って試した結果、たどり着いた一足をずっと履いているような方も。聞くと、何年も履けるとのこと。
結局答えはわかりませんでしたが、トウシューズは消耗品と言えども、決して安くはないはない買い物。ハガキの有効期限まであと1月以上あるので、じっくり検討しつつ、この1足目のシューズで練習を重ねようと思います。
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