大同電鍋の潜在力に降参

台湾

(2020年3月21日修正)

雑貨屋さん兼カフェで開かれた「大同電鍋クッキングワークショップ」に参加してきました。滷肉飯(ルーロウファン)、蒸し野菜、スープ、そしてデザートのプリンの全てを電鍋で作ります!謎の部品や鍋の使い方を初めて知って、驚きの連続。集まった方達も個性や経歴さまざまで、フランスやアフリカの話しで盛り上がりました!

ワクワクが止まらない!

大同電鍋を持っているけれど上手く使いこなせていないという同じ悩みを抱える台湾好きのお友達と、雑貨屋さんの店長さんに電鍋で作るお料理を教わることになりました。

ことの発端は「電鍋が家族の中で肩身の狭い思いをしている(私なんか捨てなさいとまで言われました。笑)」という話しをしたら、店長さんがみんなで何か作ってお話でもしながら食べましょうか!というなんとも楽しそうなことをおっしゃってくださったので、そのお話に乗っかることにしました。

とても可愛い予定表を作ってくださって、メニューの中に私の大好きな滷肉飯(ルーロウファン。魯肉飯とも)がありました!滷肉飯(ルーロウファン)とは豚のバラ肉を醤油などで煮込んだものをご飯にかけていただく、とてもポピュラーな家庭料理です。台湾にいるときは好きでしょっちゅう食べていたけど、日本に帰ってきてから食べるのは初めてです。しかもどうやって作るか知らなかったので、それを教わることができると思うとワクワクが止まりませんでした。

今回ワークショップが開かれたのはおなじみのcafe & zakka Pieceさんです。

ワークショップ開催とのことで、この日はお店を貸し切りにしてくださいました。いやはや贅沢〜!

お店に入ると、もう準備がされていました。懐かしい調味料も見えます!

素敵すぎるでしょう?なんて絵になるんでしょうか。私は既に朱色の電鍋を1つ持ってますが、このティファニーブルーの電鍋もものすごく欲しくなってしまいます。

電鍋について知らないことだらけ!やっぱり説明書は読まないと?

ちなみに当日持っていくものとしてお知らせいただいたのはなんとエプロンだけ!店長さんが当日のレジメも作ってくださってました。

最初に電鍋の生い立ちや調理方法を聞きいていて驚きの連続!!
なんせ私知らないことが多すぎです!!

まず、取手の片方にあった変な部品、ずっとなんだろう、邪魔だなと思っていたのですが、なんと外蓋をかける部品だったんです。こんなふうに!(お友達にも「遅れてる〜!」と言われてしまいました。)

いつも蒸気が溜まって落ちてくるお湯に困り、熱い熱いと言いながら床に置いていました(笑)。

そして、煮る時には内鍋の蓋は閉じないそうです。内鍋の蓋は冷蔵庫に入れたり、ホコリが入らないようにしたり、要は保存用だそうです。さすがに蒸すときは内鍋を使わないので、蓋はしてませんでしたが、煮る時はずーっと内蓋をしていました。蒸気で柔らかく「蒸す」ように調理するから、電鍋のいいところが生かされるのだそうで、内蓋したら意味がないようです。
白米も20分ほど蒸らせば、ふっくらおいしく炊けるそうです。今度やってみよう。
しかし、ここ10年以上外蓋の置く位置といい、内蓋使わないことといい、誰もツッコんでくれなかったな…。私の周りの人たち、一体どうなってるんでしょうか(笑)。

とっても断片的ですが調理の様子を写真でご紹介

【蒸しプリン】
砂糖に玉子を入れているところです。

牛乳などを加えて、その液を濾して器に入れた後(とっても簡単!)電鍋にセットします。

コツは蓋と鍋の間にお箸などを挿しこんで、少し隙間を開けておくことだそうです!

わずか15分ほどで蒸しあがります。上部をお箸で優しく押してチェックです。

冷蔵庫で2時間冷やしたのがこちら!!中が驚くほど滑らかでした!!

【滷肉飯(ルーロウファン)】
豚バラ肉をフライパンで炒めます。

干しシイタケ、調味料や油蔥酥((ヨウツォンスー)フライドオニオン)を加えたのがこちら!いい香りが漂ってきて、これだけで食べてしまいたい。

内鍋に入れて、15分を2回煮込んだぐらいがこちら。もちろん内鍋の蓋はしませんヨ。

【蒸し野菜】
レンコンやゴボウなど、硬いものをザルに入れて10分ぐらい蒸します。

その上にキャベツ、カリフラワーとトマトを乗せて、再度蒸します。

蒸し野菜につけるタレは練りごまや台湾の黒酢(白兔牌上烏醋)で作りました!

時代は体験型へ

出来上がったものをこんなふうにおいしそうに盛り付けてくださいました!

滷肉飯は、台湾で食べたことある方ならわかるかもしれませんが、お肉が大きくて、とても贅沢でしょう?台湾では油部分が多いし、とっても細かくて汁っぽく、それもそれで好きなのですが、これはしっかり食べ応えがあって味も染みていて、ご飯がすすみました!もっと台湾風にしたかったら、八角や五香粉を加えてもいいかもしれません。

中央の「カブとレンズ豆のスープ」もカブがクタクタになるまで煮込まれていて、優しい味でおいしかったです。

全て電鍋で作ったお料理をいただきながら、いろいろとお話ししました。店長さんが声をかけてくださった方がアフリカ、フランスの滞在経験がある方達だったので、食文化やアジア人に対する考え方の違い、国際結婚の話しなどから、仕事の話まで聞けたのがとても刺激になりました。

電鍋を通して、こんな国際色豊かなワークショップに参加できて、しかもおいしい料理までいただけて、幸せな時間を過ごせました。台湾にいた時はあまり国籍関係なく友達付き合いがあったので、また台湾に帰ったかのような気持ちになりました。

自分は大したお手伝いはしていないですが、実際に作って、同じものを食べながら語り合うって全てが自分の身になるんじゃないかと思いました。これに例えば、料理にまつわる外国語を覚える。外国人ゲストをお迎えして、その土地について教えてもらう…なんて少しずつ体験を増やして行けたら、また違った面白いワークショップやイベントに広がっていく気がしました。

自分で作ってこの時期を乗り越えよう

このワークショップが開催された時期(2020年1月末)も、コロナウィルスの話題がありましたが、今ほどではありませんでした。調味料や食材を台湾に買い出しに行ったり、友人に会いたいとは常に思っていますが、現時点ではとても行きにくい。そして、台湾からも日本にはあまり行かないように勧告が出てる。なので、台湾からも日本に来る人は少なくなっている。

日台交流のイベントの実現はまだまだ先になりそうですが、おいしいものを作って、それをこんなの作ったよ!なんて発信しながら、この時期を過ごしていこうと思っています。
世界のどこでも自由に行き来できるような日が1日でも早く来るように願いながら。

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