トゥシューズジプシーは当たり前

バレエ

足に合うトゥシューズに出会えず、ジプシーを卒業できないと悩む大人バレリーナは多いのではないでしょうか?私もその一人。決して安いものではないし、普通の靴のようには長く履けないので、できるだけ早くぴったりなトゥシューズを見つけたいと焦る気持ちはあります。ですが、最近、これは当然辿るべき道なのではないかと考え方が変わってきました。

2足続けて同じものを購入した

前年の9月にチャコットのピケというトゥシューズを購入してから愛用していましたが、半年ほど経つと足に馴染んできて、これ以上はないというぐらい柔らかくなってきました。

チャコットでフィッテングをしてVシリーズやBLOCHも履かせてもらいましたが、やはり「ピケ」が合っていたので、同じものを購入しました。私はベロネーゼⅡ→コードアロンジェ→ピケと1足ずつ来たので、同じものを2足続けて履くのは初めてです。これでトゥシューズジプシーも卒業か?と嬉々としていました。

物価高の影響でしょうか、去年より880円値上がりしていました。

ところがこの新しいピケでトゥシューズのクラスを受けていて、2人の先生から「ポワントが足に合ってないようだ」と言われました。具体的にはプラットフォーム全体が床についておらず、つま先の上部分と床に隙間が空いている状態です。原因はシャンクが(私にとっては)硬すぎること、足裏が使えていないということが考えられました。

写真はピケを着用

翌月には別のトゥシューズを購入

購入から1ヶ月程しか経っておらず、シューズが足に馴染んでいないこと、自分の技量の問題などの原因も考え、すぐに新しいトゥシューズを買うのは大変躊躇われたのですが、クラスメイトさんが持っていたグリシコのマヤⅠというシューズを履かせてもらったところ、とても立ちやすかったので扱いのあるシルビアにフィッテングに行ってみました。

余談ですが、今までシルビアに行ったことがなかったのは、リボンやゴムつけをチャコットでは無料でやってくれるから。裁縫が大の苦手な私にとってリボン・ゴムつけはありがたいサービスです。

お店では、メルレのベル、シルビアのフロリナなども履かせてもらいましたが、やはりグリシコのマヤⅠがサイズ的にもちょうどいいように思い、これに決めました。

総価格が9,790円とありますね。この円安時期でいくら値上がりしたのか気になり、シールを剥いでみました(笑)。

値上がり前は8,635円でした。この円安で(1USD=160円)値上げ幅が1,155円とは許容範囲であるし、何より現在敵対国であるロシアから物資が入ってきていることがありがたかったです。

正面はこんな感じです。

側面は結構アーチがあります。コードアロンジェを思い出しました。

各段に立ちやすくなった!

やはりクラスメイトさんに履かせてもらったときに感じたようにポワントで立った時の安定感が違います。プラットフォーム全体が床に着いており、指先も内側に伸び、ソールも土踏まず辺りまでぴったりとサポートしている感じがあります。

グリシコ マヤⅠを着用

なにぶんジャストフィットなサイズを選んでしまったため、ドゥミを通るときに大きい左足の方がすぐ脱げてしまいます。そこがデメリットと言えばそうなのですが、他の点においてはピケの時よりも踊りやすくなり、今までに無意識に感じていたストレスがだいぶ軽減されたように思います。

またバレエの先生のYouTubeを見ていると、手元にたくさんのトゥシューズを持ちながら、足の強さによってトゥシューズも変わっていくものだし、演目によっても履き替えると仰っていました。ジプシーから卒業してこれしか履かない!という一足が決まるわけではなく、状態やシーンに合わせて変えていくものだということを知りました。

今回は出費にはなりましたが、前のシューズも足指・足裏のトレーニング用や予備として履いてもいいし、これからも活用すればよいのだと思います。

これからはジプシーを卒業したいとは思わずに、皆自然に通る道なのだと思えそうです。

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