約1ヶ月半ぶりにトウシューズを履いてみました。しばらくお休みしていたのは夏バテだったのもありますが、足指が痛くなり履くのが怖くなったという理由が大きいです。今回は痛み防止にトゥキャップを使ってみました。その感想やトウシューズの湿気対策、バレエのこれからについて書いています。
トゥキャップを使ってみた
7月にポアントを結構まめに練習していたら、足指が痛くなり、いろいろとグッズを購入しました。
そのうちの一つがこちら。トゥキャップです。
上の記事では使用したら感想をまた書くと書いておきながら、そのままになっていました。実は購入してから割とすぐにレッスン時に1回使ってみたのですが、レッスンについて行くのに夢中で細かい使用感などは忘れてしまいました。ただ、レッスンを痛みなしに無事に受けられたことだけは覚えています。
購入後、トゥキャップを足指に合わせて切りました。キャップの内側はジェルが施してあります。断面はちくわのようですね(笑)。
長さがあるので、切り落とした部分はチューブとして使えます。
その後1回もトウシューズに足を入れることもなく1ヶ月半以上経ってしまいました。そろそろ涼しくなってきたしレッスンにも出てみたいけれど、トウシューズの状態も含めてまだ履けるんだろうか?という不安もあったので、家で履いてみることにしました。
トゥシューズも劣化しておらず、立つことは立てました。しばらくパドブレを練習してみましたが、足指がまた痛くなってきて長時間の練習は無理だと感じました。(それにしても、部屋着にトゥシューズ履いてて、我ながら面白い格好です)
皮膚の擦れは防げるが、厚みで圧迫されるかも
トゥキャップを着けてしばらく練習したのですが、足指が擦れて痛いのと、圧迫されるように感じたので、下の写真のように、左足はそのまま、右足だけチューブに履き替えてみました。
今回痛くなった場所は、薬指の第1関節から第2関節にかけての一番盛り上がっている部分です。これが指が十分に伸びていれば、または指の筋力があればそれほど痛みは出ないと思います。
キャップ自体が厚みがあるので指先まで覆われてしまうと、シューズの中で圧迫感を感じる上に、その痛い部分までキャップが届いておらず(左足のように)、あまり意味がありません。短く切りすぎてしまったのかもしれません。
逆に右足のようにチューブを痛い所に当たるようにして着ければ、足指の圧迫感もないし、皮膚の擦れも防げるので、チューブ状のものが合っていると感じました。ただ、練習し過ぎで疲労が溜まっている時や、爪を切っても指先が痛む場合もあるので、その時にはキャップ状のものが使えると思います。
熱さまシートなら長さや形状を自分で調整できるのでいいかもしれません。サイズを間違って切ってしまってもそれほどコスト的にはかからないので、テープで巻きつけないといけないという面倒くささはあるものの、試してみる価値はあるかもしれません。(熱さまシートは買ってから一度も封を開けてないので、今度試してみたいと思います)
何にしても短時間で痛みが出るので、やはり目に見えていなくてもトゥシューズ劣化しているのでしょうね。これは買い替えの時期が来ているように感じました。はあ、バレエはいろいろとお金がかかるなぁ。
おまけ。湿気とポアントのこれからについて
7月から湿気防止として靴用の除湿剤をトウシューズとともにフリーザーバッグに入れていました。
白かった除湿剤の粒々も2ヶ月でこうなりました。
これもまた全体的にゼリー状になっていて替え時ですね。7月に雨がすごかったこともあって、湿気をよく吸ってくれています。反対にこれを入れてなかったら、カビが生えたりしていたのでしょうか。恐ろしい話です。
長らくお休みしていたこともあって、トウシューズへの情熱も薄くなっていましたが、「4羽の白鳥」を始めとした何かバリエーションを踊りたいという漠然とした夢も思い出しました。
レッスンにもまた参加したいところですが、新しいトウシューズをまだ買っていない、クラスメートさんは上達しただろうに、私は後退している…などいろいろと気後れしてしまいます。
なんとなく私が通っていた台湾のParamita Dance Studioのホームページを見てみると、4羽の白鳥を学べる特別講座があるようです。クラスを担当されている尹老師も本当に熱心な先生で、私が入門クラスに出ていた時は、どんなに生徒さんが多くても名前を覚えてくれて、その人のクセまでもよく記憶されていました。先生も素晴らしいし、動きも教えてもらえる上に他の3羽の仲間もいて、楽しそうで本当に羨ましい。もしまだ台湾に住んでいたら絶対に参加しただろうなと思います。
でも、こうやって素人でも勉強できる機会があるなら、私の夢も実現する日が来るのではないかと、今は小さい炎ですが、バレエへの情熱が戻ってくるような気がしました。
大人バレエ、体と相談しながら、長く楽しんで行きたいと思います。
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